ロンドンオリンピック水泳陣の活躍はすばらしかったですね。
今回は、その競泳トレーニングのプールについてのコラムをお届けします。

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当社はプールの製造をしているだけの会社ではなく、流体技研グループで開発した「回流式流水プール」で泳ぎのフォームや、水着の開発にも携わってきましたので、メダルラッシュとなった今回の結果には大変うれしく思います。

流水プールはアメリカやヨーロッパで非常にうまく活用されています。日本国内では当社が用途によって様々な形をした流水プールを、スイミングクラブや大学,介護施設,医療施設,ご自宅等に提供しています。

流水プールでの競泳トレーニング

長崎県の佐世保スイミングクラブ様では当社が開発した回流式流水プール「スイムライフマスター」で小中学生の水泳トレーニングを行っておられますのでご紹介します。

初心者は緩やかな流れで楽しみながら、中級者では流速を能力に合わせて変化させ泳いでいます。
上級者(競泳選手)は早い流れに逆らって泳いだり、一定流速で決められた時間を泳ぎ通す練習をしています。

この流水プールは側面に観測できるガラス窓がついているのが特徴で、コーチがそばでフォーム確認ができ、さらにビデオ撮影をして後で選手が自分の泳ぎを確認をすることができます。

その効果は流水プールと普通のプールを併用して練習した組と、流水プールを使わないで普通のプールだけで練習した組とで記録を比較してみると、流水プールを活用した組のほとんどの選手が自己ベスト記録を更新。
10代のうちから流水プールを使用してトレーニングすることは非常に効果が高いといわれています。

佐世保スイミングクラブ 山口兼志コーチは流水プールでのトレーニングを実施してきて、このようなことを述べられています。

1.泳ぎの姿勢の問題

流線型の姿勢ができてくる,安定したハイボディポジション
2.泳ぐ力の問題

一定スピードでの泳力,スピード持久力,バランスのとれたストローク,ダッシュ力
3.泳ぎの間隔の問題

ハイスピードの感覚,泳ぎのセンスの育成

4.心理的な問題

好奇心と意欲,目先の変化と競争心

高地でなくても高地トレーニング

世界では水泳においても高地トレーニングが盛んに行われています。
しかし、わざわざ遠方の高地に行かなくても小型の流水プールに覆いをして低酸素状態を作り出し、トレーニングをすることが可能です。

2016年リオデジャネイロオリンピックで金メダルを取るために、今から流水プールを使ってトレーニングするなんていかがでしょうか?