佐賀県三瀬村国民健康保険診療所と、三瀬村保健センターを合わせた三瀬村スマイルセンターでは流水バス・プールを導入し、村民の皆さんに利用していただいている。
血圧測定イメージ診療所所長である白浜雅司先生により得られたの利用者における血圧の変化のデータでは、5ヶ月間に10回以上流水浴を利用した38人において流水浴を利用する前と最終利用時の収縮期血圧、拡張期血圧ではt検定の結果明らかな有異差が認められた。

血圧が正常値に近づく効果

収縮期血圧の平均値が140±23mmHgから132±18mmHg、拡張期血圧の平均値が78±11mmHgから72±12mmHgにそれぞれ低下した。
また高血圧の人は血圧を下げる傾向がある一方、低血圧の人は血圧を下げずに少し上げる傾向も見られた。

温熱効果と水圧効果

 水流による刺激のため、普通の入浴よりも身体の広域にわたる保温効果が認められ、血行循環を改善し、痛みを和らげる。
また水深0.5mの浴槽では1.05気圧の水圧が身体にかかるため、この水圧によって静脈血管が圧迫され静脈還流を促進し、心拍機能を向上させる効果がある。

次回は、「第3回 流水の効果と痛みの軽減」について