流水浴は大変気持ちが良いと言われる。
流水バスは流れの強さを変化させることができるので、強い流れが全身を揉み解すことからマッサージ効果を得られて気持ちが良いということである。

ゆるやかな流れが脳を刺激する

また流速1.0m/sec未満の弱い流れでも、水が流れる音と体表面のゆるやかな刺激がある。実際に座位式流水浴(座って入浴)中の前頭部の脳波を計測するとα波になっていた。
また、座位式及び立位式流水(立って入浴)で入浴直前と出浴直後に頭皮10ヶ所の脳波計測し、感性スペクトル解析法(脳機能研究所)にて、(1)ストレス・怒り(2)喜び(3)悲しみ(4)リラックスの4感情の変化を観察した。
すると、高かったストレスが減少しリラックスが増加するという多くの結果を得た。
 この結果により、誰もが簡単に流水バスに入浴するだけでストレスを減少させ、リラックスを得ることが可能となることが解明された。

ストレス軽減・リラックス向上で免疫力アップ

 流水浴でストレスが減少し、リラックスした状態では免疫力がアップしたと考えられる。
ストレスの多い人は交感神経が優位(*1)→免疫力ダウン→病気にかかりやすい
リラックスしている人は副交感神経が優位(*2)→リンパ球が増える→免疫力アップ→病気になりにくい
(*1)交感神経が優位とは、緊張や興奮したりすると心臓の拍動を高め、血圧を上昇させる。
(*2)副交感神経が優位とは、体を緊張から解きほぐし心身をリラックス状態にする働きがある。
リラックスすることが免疫力アップにつながり、風邪を引いても悪化せず自然に治ってしまうことも多い。

次回は、「第6回 流水の効果と海洋療法(タラソテラピー)」について