これまで述べてきたように、心身に与える様々な効果により多くの人が流水バスに入浴するようになった。
その入浴方法を見ていると、初めの頃は流速1.0m/sec(心地よい流れ)以下の流水浴をおこなう。慣れてくると1.5m/sec~2.0m/secと流速を上げて入浴する。
なかには2.0m/sec(激流)以上の流速で、浴槽に備え付けてある握りバーにしっかりとつかみ、真剣な顔をして長時間入浴している人もおられる。

流れの強さ

この様に強い流れを求めるということは、心身のどこかに異常があり劇的な効果を期待しているからと考えられる。
逆に、心身に特に目立った異常がなければ、流速0.5m/sec程度の緩やかな流水でも気持ち良いと感じられるはずである。

流水浴は楽しんで

人によって心身の異常は異なり、流水バスの入浴方法も入浴者全てに当てはまる流れの強さや時間は決定できない。
入浴者に適した入浴方法を見つけ出すことが重要であるが、最も好ましい流水バスの入浴方法は、水草になった気持ちで流れに体全身をまかせ、がんばることなくリラックスして楽しむように入浴するものであると考える。